仮面ライダーは、僕が2歳半になる1971年4月に放映が開始された。
その後も、2号~V3~X~アマゾン~現在のWまで約40年続いている。
仮面ライダーを見て育ち、41歳となった今でも、1号ライダーだった藤岡弘さんのブログで気づかせてもらうことは多くある。
「壊れた時計」
私が、壊れた時計を自分で修理しようとしていると、若いスタッフ達は、買い換えようという。
消費文化の中で生まれ育った、若者達の発想だ。
私の若い頃は、時計は修理しながら、大事に長く使うのが当たり前だった。親子代々、受け継ぐこともあった。
腕時計にしても、懐中時計にしても、柱時計にしても、修理するのは当たり前。時計だけに限らず、壊れたら直して使う。
歴史上の偉人だって、割れた茶碗を、接着して、焼き直して使っている。日本人は身の回りのもの、一つ一つを大事にした。
どうしても、捨てざるをえない時は、一つ一つに、まるで魂が入っているかのように感謝しながら、詫びながら捨てた。
これは、遠い昔の日本の話ではない。いつから、使い捨て文化が当たり前になってしまったのだろうか?
☆藤岡弘オフィシャルブログより