2014年2月2日日曜日

山のてっぺん






人生でぶつかる壁がどんなものであろうと、山のてっぺんを見ろ、という言葉をいつも思い出すんだ。

そうすれば、おまえは偉大なものに心を向けていることができる。

このことを覚えていれば、どんな問題にぶつかっても、それがどんなに乗り越えがたく見えるときでも、おまえをくじけさせることは出来ないだろう。

どんなものでも、あの山のてっぺんよりは低い。

そんなものが、おまえを悩ませることはできないからな。

これが、わしがおまえに残しておきたいと思う、ひとつの考えだ。

いつかわしらがまた出会うことになるとしたら、それはあの山のてっぺんだろう。


アルフォンソ・オーティズ(テワ族)



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