2009年7月25日土曜日

卓上四季




昨日の北海道新聞の卓上四季(社説)に、そうだなぁと共感できることが書かれていた。



「同じ売り込むのでも、押しつけのない方が心に残る。笛のようなピーという音が長く響けば焼き芋屋さん、チャルメラが聞こえればラーメンの屋台だ。来ているよ、と伝え静かに去る。ほしい人は、自ら近づいてゆく。どんなに宣伝されても不要なものはある。」



つまり、人の気持ちを汲み取るということが前提となっている。



一方、アメリカ式のマーケティングはどうだろうか?



ダイレクトマーケティングなどを研究してみると、どうも顧客を心理操作しようとする考え方がベースにあるような気がする。



「必要なものを必要な時に」という基本的なことからずれてしまうと、何とかしようとする操作的な戦術が生まれるのだと思う。



昭和の大量生産・大量消費の時代のテレビを利用したマスマーケティングなどは、その際たるものだろう。



最終的に、あるべき姿勢や行動は、シンプルで在りたいと思う。



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